ゲームと聞くと、頭が悪くなるというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、結論から言うとテレビゲームをすると頭が良くなります。
スウェーデンのカロリンスカ研究所とオランダ・アムステルダムの自由大学の研究によると、米国の9-10歳の子供5000人以上を対象とした二年間の調査でテレビゲームを長時間している子供はIQが2.5以上高くなるという傾向があるそうです。
では、具体的にテレビゲームを長時間すると身につく能力を説明していきます。
1.集中力
これは言わずもがなとは思いますが、長時間ゲームをすると自然に身に付きます。
まずは自分の好きなものから集中力を身に付けていきましょう。
2.トライ&エラー
ゲームで説明されること以外は自分で試さないことには知ることはできません。
例えば、スーパーマリオのクリボーは踏めるけど、パックンを踏むとダメージを受けるなどです。
ゲーム内で自分でいろいろ試してルールを理解していくという経験を通して、現実でもトライ&エラーの精神が身に付きます。
3.応用力
ゲームはどんどん難しくなり、基本操作を応用しないとクリアできなくなってくるため自然と応用力が身に付きます。
スーパーマリオで言うとジャンプという基本操作と敵を踏むとジャンプできるというルールを組み合わせて空中で飛んでいる敵を踏むと二段ジャンプでき、より高いところまで行けるなどです。
4.問題解決力
ゲームにおいてボスは大きな壁です。
ボスという問題を解決するためにボスの姿や攻撃を観察し、目がでかいから目が弱点っぽいな、この攻撃はジャンプでよけれそうだなと考えて試し、有効か確認する。
これらを繰り返しボスを倒すという経験を通して、問題解決力が身に付きます。
5.創造性
主にマインクラフトなどのゲームで得られる力ですね。
色んな素材や形を試行錯誤しながら自分が良いと感じたものを選んでいき、作品(建築物)を作るという過程で創造性が身に付きます。
6.コミュニケーション能力
主に最近流行りのFPSなどの協力対戦型のオンラインゲームで身につく能力です。
勝つためには味方との協力が必要不可欠なため、味方にわかりやすい指示を出す、味方の行動に合わせて動くなどの経験を通してコミュニケーション能力が身に付きます。
まとめ
ゲームで身につく能力は以下の6つです。
1.集中力
2.トライ&エラー
3.応用力
4.問題解決力
5.創造性
6.コミュニケーション能力
最後に
スマホゲームには触れませんでしたが手軽で結構歴史の人物も出てくるので、歴史に興味を持つきっかけとして良いと思います。
今までゲームの良い部分を挙げて来ましたが、もちろんハマりすぎには注意です。
程よい距離感でゲームと付き合っていって行きましょう!
source:Scientific Reports
コメント